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生花をドライフラワーにする方法
2023.03.03
生花をドライフラワーにする方法はざっくりと以下の点です。
・花関連のものは花と枝(茎)を切り離して乾かす。
・逆さに吊って乾かす場合天井近くがベスト。温かい空気は上にいくので。
・乾燥した時期(秋冬)にすること。湿度が低い時期が良い。
なんでもドライフラワーになるわけではない
すべての生花がドライフラワーになるわけではなく
植物によって向き、不向きがあります。
特に大きなつぼみの花やバラ、葉ものは向いていません。
これらは水分が多く十分に乾燥しきれない為です。
向いているのは逆に小さなつぼみ、葉などで乾燥が早くできるものです。
バラであればミニバラ、葉ものであれば葉の小さいグニーユーカリが適しています。
ドライフラワーにすると色が残る?
ドライフラワーにするとそのまま色が残るものもあれば茶色に変色するものもあります。
これは上記のとおり向き不向きの問題です。
もしドライフラワーは何かと定義するのであれば丈夫で長持ちすることだと思います。
色が残るものはたいてい丈夫です。茶色になるものは花落ち、葉落ちし崩れやすくなります。
プリザーブドフラワーはどうかというとこちらは染色加工し結局は乾燥したものなので
ドライフラワーといえばそうなります。
ただし無理にプリザーブド加工したものがありそういうのは私は避けていますが。
無理に染色したものは液漏れがしやすくなるので注意が必要です。
ドライフラワーにする裏ワザ?
大きな花、バラなどをドライフラワーにする方法は花びらだけにして乾燥し
あとで花びらを接着していくやり方があります。これはかなりめんどうです。
ついでに枝もあとから付け直します。
わたしは時々芍薬をこの方法でやっています。
大きめの葉ものは葉だけを乾燥させてあとでワイヤリングすれば使えます。
ドライの葉をワイヤリングするのは少し難しいですがこれができれば
ほぼなんでもできます。
ドライフラワーは限られている。
結局ドライフラワーになるものは瑞々しい生花などではなく小さく最初から乾燥してそうなものが適しています。
10年以上の経験上、色んなものをドライフラワーにしようとしましたが
結果種類は限られていると実感しています。
ただものによってはなんとかなるものもあり一概にはいえません。
私の場合は向いていない植物をドライフラワーにする際
分解して乾燥したり、プレスしたり、アイロンをかけたりと
いろんなことを試しています。